新型VAIO Jシリーズ ニューモデル速報

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2011年夏モデルのご案内第2弾です。デスクトップモデル、ボードPCの21.5型モデル「VAIO J」シリーズの紹介です。

 

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一見しただけでは春モデルと違うのはカラーだけ?という感じですが、実は中身は大幅に入れ替わっていて、sandy bridgeプラットフォームになっています。超キープコンセプトのフルモデルチェンジなんです。

ま、デザインは行き着くところまで来たというか、このデザイン良いですもんね。

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21.5型の大型デスクトップという風に見えるかもしれませんが、奥行きはわずか18cmほどので自立します。リビング、ダイニングでPCを使われる方も多いと思いますが、実は使わないときのテーブルの専有面積ってノートPCよりもボードPCの方が小さいんです。テーブルを広く使うのであればボードPCが有利。

VAIOのラインナップでは現在ボードPCは24型のLシリーズと21.5型のJシリーズになるんですが、オーナーメードモデルの平均価格帯はLシリーズでは20万円を超えて、Jシリーズでは10万円前後になるんだとか。

たった4型くらいしか変わらないのに、購入される方が求めるのはずいぶん違うことみたいです。

では、その新型のJシリーズの内容を見ていきたいと思います。

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まずはハードウェアですが、中身はそっくり変わっています。型番もVPCJ21AJというモデルになり、10の位の番号があがっています。見かけ上の進化としては。。。

・本体カラーが10通りの組み合わせから選べるようになった。(オーナーメードモデルのみ)
・iLINK端子がなくなった
・Cuick Webアクセスボタンの装備
・タッチ対応モデルが選べるようになった
・バックライトがLEDになった 

などになります。

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今までになかったフレームカラーにホワイトを選べるのと「ベゼル」と言って液晶画面の縁ですね。ここのカラーが5色から選べることで、組み合わせ的に10色の組み合わせとなります。

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ブラックフレームにカラーベゼルを選んであげると、以前、ソニーストアで限定販売していたブラビアM1シリーズに見えなくもないですね。そうだ、何かに似ていると思ったら、ちょっと前のブラビアのデザインがいきづいているんです。

テレビパソコンとして使う方も多いと思いますが、どうりで違和感がないわけです。

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キーボードウェアも8色を用意。ベゼルカラーと組み合わせることもできますが、それ以外にピンクのワイヤレスマウスとかを用意して、それと色を組み合わせるというのもいいかもしれません。(bluetooth機能は搭載していませんのでBluetoothマウスをそのままで利用することはできません。ご注意ください。)

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「Quick Web Access」機能というのはJシリーズでは初搭載になります。本体上部に「WEB」ボタンというのがあり、電源が切れている状態でこのボタンを押すと、Windows OSを起動せずに専用ブラウザ画面を起動させるという機能です。

ブラウザ画面だけの起動なのでOSの起動のように何分も待たなくてよいところが利点です。

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使い勝手は全画面表示しかできないブラウザを使っている、様な感覚です。IEと操作感も似ているので初めての方も特に問題なく使えると思います。

ちょっと出かけるんだけど、乗り換え案内だけ確認したい、とか言うときに使うと便利だと思います。

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タッチパネルを搭載すると、タッチパネル対応ソフトとして「Family Paint」が使えるようになるそうです。実際に操作をしていませんが、見るからにお絵かきソフトです。

ファミリー層も商品ターゲットになっているので、お子様のいるご家庭用に用意しているのかも。

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あとはVAIO Jシリーズ最強の武器と言えば、Giga Pocket Digital Ver.3.0の搭載です。フルHDパネルに地上デジタル、BSデジタルなどの番組を録画再生できるわけですが、21.5型サイズというとブラビアにもフルHDパネルは用意がありません。

高画質に楽しむならVAIOの方が良いかも!というところです。

2011年7月24日正午にアナログ放送が終わりますが、その影響を受けるのはテレビだけではなく、テレビ機能搭載のパソコンももろに影響を受けます。パソコンもこの夏の買い換えはかなり多いはず、というのがメーカーさんの読みの様で、エコポイントなどの買い換え促進策がなかったテレビ機能搭載パソコンの場合、この夏に需要が殺到するのかもしれません。

そのテレビ機能の搭載についてはやや制約があります。

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ソニーストアの案内にもありますが、プロセッサーをアップグレードする必要があり、グラフィックボードもアップグレードする必要があり、メモリーも4GB以上にアップグレードする必要があります。

3つのアップグレード項目をこなさないと3波チューナー(AVC録画対応)は選択ができないのでご注意を。

 

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さて、このモデルも長野生産ではなく海外でのオーナーメードモデルになります。納期が現時点で7/1以降となっています。地上アナログ放送停波まで結構ギリギリのタイミングになっているんですね。(^_^;)

で、このモデルもスタートダッシュキャンペーンがすごいことになっています。公正取引委員会もびっくりする?かもしれない6つのキャンペーンが同時スタートしています。

ベースモデル価格は69,800円で。。。

 【プロセッサー】選択
選択項目 アップグレード価格 キャンペーン価格
Core i7-2620M(2.70 GHz) +29,000円 +29,000円
Core i5-2540M(2.60 GHz) +25,000円 +15,000円
Core i5-2410M(2.30 GHz) +15,000円 +15,000円
Core i3-2310M(2.10 GHz) +5,000円 +0円
Celeron B810(1.60 GHz) +0円(ベース仕様) +0円(ベース仕様)

6つあるうちの一つ目のキャンペーンがプロセッサーキャンペーンです。ほかのモデルだと最上位スペックのものをキャンペーンで安くしてくれることが多いんですが、Jシリーズはそうやって最高スペックにして購入される方は多くないそうで「そこそこ」のスペックにされる方が多いそうです。

3波チューナー(AVC録画)付きにするためには最低でもCore i3にする必要があります。約4割の方がCore i3を選択するのでは?とのことですが、確かに、このキャンペーンがあったらCeleron搭載で購入する人はいないでしょうね。

せっかくのVAIOオーナーメードモデルですのでできればターボブーストの効くCore i5にすることを個人的にはおすすめしますが。

 

 【プロセッサー】選択
選択項目 アップグレード価格 キャンペーン価格
AMD Radeon HD 6470M GDDR5 +5,000円 +0円
インテルHDグラフィックス +0円(ベース仕様) +0円(ベース仕様)

これも3波チューナー搭載時の必須アップグレード項目になりますが、ここも0円でアップグレードができます。

AMD Radeon HD 6470M GDDR5の搭載はVAIO初のことになるそうです。

 

 【メモリー】選択
選択項目 アップグレード価格 キャンペーン価格
8GB(4GB×2) +35,000円 +35,000円
6GB(4GB+2GB) +29,000円 +29,000円
4GB(2GB×2) +15,000円 +10,000円
2GB(2GB×1) +0円(ベース仕様) +0円(ベース仕様)

ここも3波チューナー搭載の場合は4GB以上にアップグレードする必要があります。価格差を考えるとこのモデルは4GBにしておくのが一番良さそうですね。

 

 【ストレージ】選択
選択項目 アップグレード価格 キャンペーン価格
2TB(5400回転/分) +15,000円 +15,000円
1TB(7200回転/分) +5,000円 +0円
500GB(7200回転/分) +0円(ベース仕様) +0円(ベース仕様)

ここも1TBだけキャンペーンになっています。ほとんど誘導されるかのごとく、メモリー4GBでHDDは1TBを選ばされてしまいそう。

ちなみにGiga Pocket Digital Ver.3での録画ドライブですがUSB接続した外部接続のHDDでも番組録画をすることができます。ここで+15,000円で2TBドライブを内蔵するよりも、邪魔にならなければ外付けHDDドライブを別途購入した方がお得だと思います。

 

 【ドライブ】選択
選択項目 アップグレード価格 キャンペーン価格
ブルーレイディスクドライブ +7,000円 +4,000円
BD-ROMドライブ +4,000円 +4,000円
DVDスーパーマルチ +0円(ベース仕様) +0円(ベース仕様)

ここも選択の余地なく、ブルーレイディスクドライブですかね。すごいなぁ、吸い込まれるようにスペックが決まっていきます。

 

 【内蔵TVチューナー】選択
選択項目 アップグレード価格 キャンペーン価格
長時間対応・地デジ
BSデジ、110度CSチューナー
+15,000円 +10,000円
地上デジタルチューナー +10,000円 +5,000円
なし +0円(ベース仕様) +0円(ベース仕様)

そして、これが6つめのキャンペーンです。ここで3波チューナーを選択すると3波テレビチューナー内蔵モデルの最安価格は104,800円になるはず。最低スペックからプロセッサー、メモリーを足しているのでそこそこのスペックになっています。

なお、ここでちょっとケチって地上デジタルチューナーの方を選ぶと、こちらはAVC録画対応ではない旧型のTVチューナーを搭載することになります。Giga Pocket Digitalも前の世代のVer.2.0になってしまいますのでご注意を。

OSがシャットダウンしていても、TVチューナー内蔵のタイマーで自動でOSを起動させて録画準備を行うことが、Ver.3はできてもVer.2はできません。圧縮録画もできない上、PSPやウォークマンへのお出かけ転送を利用する、という方は秒15コマのワンセグ映像を転送するだけになってしまいます(Ver.3.0では秒30コマの映像を都度AVC圧縮で生成します。)

ここは大きな差になりますのでご注意を。

 

そのほか、オーナーメードモデルしか見ていないと気がつかないんですが、市販モデルは無線キーボード、マウスが標準搭載になっているところを、VAIOオーナーメードモデルでは外すことができます。無線キーボードの必要がなく有線で利用するつもりの方はここで5,000円のお得をゲットした計算になります。

Lシリーズはハイスペックにしてなんでもやるパソコン。Jシリーズはこうやって機能を絞ってテレビ専用パソコンとかにするのがコツかも。

業界予測通りに推移すると、こういうテレビ機能搭載パソコンは一気に在庫を切らせてしまう可能性があります。スタートダッシュキャンペーンで狙いを絞れば相当安く買うことができますので、是非、急いで最新のテレパソを購入してください! 

 

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★ソニーストア ボードPC「VAIO Jシリーズ」のご案内はこちらから

☆当店blog 11.5.24「目指せ『水曜どうでしょう』をVAIOでコンプリート録画!」  
☆当店blog 11.5.18「今さらながら英語学習を本気で始めてみました」 
☆当店blog 10.7.7「新型『Giga Pocket Digital』とBDレコーダーを比較してみよう!」 
☆当店blog 10.6.23「VAIO Jでネットワークドライブに録画実験」 
☆当店blog 10.6.22「新『Giga Pocket Digital』を使ってみました」 
☆当店blog 09.12.2「コンセントブースター『VRC-202』店員の声」 

 

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